住み替える場合、今住んでいる持ち家を売却して、新居の購入資金にあてる場合がありますよね。新しく購入する新居が見つかり売買契約を締結するときに、今住んでいる持ち家の売却を条件とすることができるものでしょうか?
[目次]
1.売買で自分の家の売却を条件にする影響
2.家の売買契約の現状
3.一般的に使われる解除条件
4.まとめ
1.売買で自分の家の売却を条件にする影響
自分の家が売却出来ることを条件設定出来ると、自分の家を購入する相手もまた住み替えの場合がありますね。もしかしたら、其の方の家を購入する人もまたまた住み替えかもしれません。そんなとき、自分の家が売れることを契約条件として設定できるとすると、売買の連鎖の中で誰かが自分の家を売却できなかった場合は、その他の売買契約は売却できるまで待つことになりますし、売却出来なかった場合は、全ての契約が不履行になり、住み替えが進まなくなります。
2.家の売買契約の現状
ということで、複数の不動産会社に質問したところ、答えは実質的にはできません、という回答でした(稀に、所有者がOKを出すことがありますが)
理由は、この設定を承諾すると、いつまで待てば良いか、売却出来なかった場合は売買契約がなかったものとなり、手付金も返済することとなり、売却するオーナーにとって非常にリスクが高いため、それであれば、その方との売買にこだわらず、別の人を探した方が良いということになり、実質的には使われないのが現状のようです。
3.一般的に使われる解除条件
では、解除条件で設定される内容は一般的にどのようなものがあるのでしょうか?
(解除条件とは)
一定の事実の発生によって効力を消滅させる契約のことを「解除条件付契約」といいます。たとえば、ローン条項付の売買契約がその代表格です。この場合、住宅ローン融資の不成立が確定したときに契約の効力が失われます。
不動産会社に質問したところ、土地購入して注文住宅を建てる場合は複数の条件があるようですが、マンションなどの場合は住宅ローンの審査に合格することくらいのようです。一般的には、融資利用の特約とかローン条項、ローン特約とも言われます。
住宅ローンの審査の結果がでるまでは、大体2〜3週間程度ですので、待ってもこの程度です。購入者もローンの審査を受けるということは本気ですし、審査が通れば売却できるわけですから売却者にとっても待つメリットはあるわけです。
4.まとめ
オーナーは売買契約で購入希望者との交渉に望む時は、いつまで待つかという点は、せいぜい、住宅ローンの2から3週間程度というのが一般的です。
稀に、購入希望者が自分の物件が売却できるまで待って欲しい、という要望があったら、すごい条件で購入してくれるのであれば別ですが、さもなければ、さっさとお断りして次の購入者を探す努力を不動産会社に指示した方が良いでしょう。購入希望者からの条件交渉も色々あり、自分では判断できないこともあります。そのような場合は、売買実績ある不動産会社に相談すると良いでしょう。
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