家の売却で使える無料のクリーニングサービスと効果的な使い方

　家を売買するには、商品である住まいが汚い状態では売れるものも売れません。最低限でも住まいを売れる状態にする必要があります。とは言え、自分でクリーニングするにしても時間がなかったり、クリーニングのコツを知らなかったり難しいですね。お金を使えば磨きあげることもできますが、仲介手数料を始め不動産の売買には色々とお金が必要となります。できればお金や時間をかけずにハウスクリーニングができると嬉しいですね。ここでは、仲介不動産会社が提供する「無料」のハウスクリーニングサービスと効果的な使い方をご紹介します。

［目次］
１．なぜハウスクリーニングが無料で出来るのか
２．大手仲介不動産会社のクリーニングサービス
３．クリーニングサービスの効果的な使い方
４．クリーニングサービスのまとめ

１．なぜハウスクリーニングが無料で出来るのか

　売主は住まいを売却するにあたり、不動産会社は売主の負担を軽減し、売買がスムースに進むように様々なサービスを提供しています。そのサービスの費用は不動産会社は仲介手数料から得られる利益から捻出しています。専任媒介契約か専属専任媒介契約のいずれかで売買成立すれば仲介手数料が得られますので、無料のサービスを提供する前提は専任媒介契約が前提となります。一般媒介では、他社で売買が成立した場合、自社の利益につながりませんので、一般媒介では利用できない条件になっています。

２．大手仲介不動産会社のクリーニングサービス

　次に大手仲介不動産会社が提供するクリーニングサービスを整理しました。サービス名に無料と記載されているものが不動産会社が無料で提供しているサービスです。紹介割引とあるのは、無料ではないですが、割引でお得感があるものです。サービスの適用条件はリンクされているそれぞれの会社に記載されていますので参照してください。

３．クリーニングサービスの効果的な使い方

　上記の内容から判断すると、内覧前に行う住まいの売却目的に行うクリーニングサービスと引き渡しの前に綺麗にするクリーニングとサービスのタイミングが異なります。無料のクリーニングサービスは何度も使えませんので効果的な使い方をする必要がります。

・内覧前にクリーニングすること

売買を成立させることが目的です。内覧前にクリーニングし、少しでも商品価値を高め、購入者に好印象が得られるようにしましょう。

・引っ越し後の空室状態で使うこと

居住中の売却では、クリーニング自体が十分に行えなかったり、生活しながらの売却であるため、折角クリーニングしてもその効果が直ぐ無くなってしまいます。空室状態で思いっきりクリーニングしてもらい、その効果が長くなるようにしましょう。

住み替えでは新居を先に購入し、引越ししてから空室状態で売却するのが最良の方法と思います。クリーニングをするにしてもその効果は、住みながら売却することとは比較になりません。ここでも最良の住み替えである、買い先行による住み替えの方法をご紹介します。

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４．クリーニングサービスのまとめ

　上述したサービスから判断すると、野村不動産アーバンネットのクリーニングサービスが、
・無料で
・適用できるサービス箇所数
から考えると一番ですね。とは言え、野村不動産アーバンネットの営業エリア外の場合は、使えません。

【筆者からのオススメサービス】

　NTTデータグループが運営するHOME4Uの売却査定（無料）サービスには、実績豊富で安心して頼める不動産会社がたくさん登録されていますので、是非活用してはいかがでしょうか？

私もHOME4Uの売却査定サービスを使いましたが、紹介された不動産会社の営業担当の方は、皆さん迅速で親切に対応していただき、希望金額より高値で売却できました。ありがとうございました。