住宅ローンが残っているにも関わらず、急に転勤がきまったり、家族が増えて家が狭くなったり、と止むを得ず家を売却することもあります。住宅ローンの残債の大きさで3つに分かれますのでそれぞれを解説します。
[目次]
1.預貯金で住宅ローンを完済できるケース
2.家の売却金額で住宅ローンを完済できるケース
3.家の売却金額でも住宅ローンを完済できないケース
4.まとめ
1.預貯金で住宅ローンを完済できるケース
1−1.自分の預貯金で完済
預貯金で住宅ローンを完済できる場合は、まず住宅ローンを完済し、抵当権を外してもらい家を売却することになります。一番楽なケースです。
1−2.家族・親族に借りて完済
オーバーローンになっていないなら売却後は返済する金額以上で家が売れることになります。売却後に返すことを前提に、家族や親族に頼んで一時的に残金分を借り、返済するのも良い方法です。
2.家の売却金額で住宅ローンを完済できるケース
住宅ローンの残債を返すまでの預貯金がなくても売却代金で住宅ローンを返せるのであれば、一時的なつなぎ融資を受けて住宅ローンを完済し、抵当権を抹消し売却します。売却後、家の売却金額でつなぎ融資も完済することになります。
3.家の売却金額でも住宅ローンを完済できないケース
例えば、5000万円を借りて、住宅ローンの残債が4000万円が残っているが、3500万円でしか売れない場合です。不動産価格の急激な下落時期に多く発生するケースです。いままで1000万円を支払ってきたのに、資産価値が下がり、家を売却しても500万円の借金を残すことになります。 急激な不動産価格の下落は元に戻ることが多いため、売却時期を伸ばし不動産価格が安定してから売却することも考えられますが、売却理由により対応が異なります。
3−1.住宅ローンを支払うことができず、やむ無く家を売却する場合
ローンの支払いが滞り、差し押さえされ、競売にかけられて、不動産価値も半分程度で処分されてしまいますのでもったいないです。差し押さえされる前に、任意売却を考え、少しでも高く売却し、その後の生活を少しでも楽にしましょう。
(参考)
・競売の流れ
・任意売却って普通の売却とは違うの?
・競売になる前に任意売却で家を売りたい
4.まとめ
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