住み替えをする場合、できれば買い先行で住み替えしたいですよね。なぜって?それは、
・ゆっくり物件を探すことができるし、
・いま住んでいる家は、引っ越してからあせらず売ればいいし、
・引越しして、空室になってからの方が、内覧などの対応も楽だし、
・ホームステージングなどの早く高く売るための工夫も出来る
からです。売り先行や同時進行では、住みながら新しい物件を探したり、内覧の度に大掃除をしたりと大変極まりないです。個人的に最強の住み替えは買い先行だと思うのです。しかし、それを難しくしているのが住宅ローンの残債です。住宅ローンが残っている場合は、抵当権を外さないといけないことから、買い先行を諦め、住まいの家を売却してから、引越しし、新たに購入物件を探すという売り先行型の住み替えが普通と考えている方も多いのではないでしょうか?住宅ローンが残っていても、いくつかのテクニックを使えば、買い先行による住み替えができるんです。
そのテクニックは、次の3つです。
1.持ち家の売却前提での新規住宅ローン
2.ダブルローンを避けるために、売却する家が売れるまで支払い繰り延べ
3.同時決済
以下にそれぞれ簡単に説明します。